
LIFE 2017.05.01
鉄壁のセキュリティ体制!! “保管”の枠を超えた新たな”専用”ガレージ!
written by 編集部
東大阪に設置された”GGバイクガレージ”。セキュリティ体制を完全完備した先進のバイク専用のガレージとしてオープン。しかし、その役目は”保管”それのみではなく、新たなるライダー同士のコミュニティの場としても考えられた”憩い”の場でもあるのだ。
文/竹原善幸
ガレージ内の映像がスマホに!
バイクのパーツメーカーの工場も多く立ち並ぶ東大阪市の一角。外観からは大きな倉庫と見間違いそうな大きなガレージがある。掲げられた看板にはは”Garage Gate”(以下ガレージゲート)という文字。中に入れば区切られた白線の幅から、ここがバイク専用のガレージであると気づかされる。20台が停められる上、ヘルメットやその他備品を置ける棚も完備する。しかし、ここGGバイクガレージがそれだけで”専用”という訳ではない。何よりもライダーが最も気にかかるセキュリティが、鉄壁とも言える体制で設備されているのだ。具体的に見てみよう。
まず出入り口はひとつで大型のシャッターを完備する。開くには契約者しか知らないセキュリティコードを打ち込まなければならない。仮にシャッターをこじ開けられても、自動的に警備会社へ通報される。さらに、高解像度の監視カメラをその入り口とガレージ内に装備。仮に不審者に侵入されても、その行動はすべて録画保存される。それどころか、スマホに専用アプリを入れておけば、リアルタイムで監視カメラの映像が見られるのだ。これだけのセキュリティ体制、ライダーから大きな安心感と信頼を得られるのは間違いない。
ガレージ内は広くて開放的。全部で24台分のスペースがある。
1台分のスペース。ヘルメットやその他備品がおける棚やコンセント口も完備する。
シャッターを開くには専用のコードを打ち込まなければならない。
ガレージ内に設置された監視カメラの映像はリアルタイムにスマホで見られる。
保管場所がない現実
ここを案内してくれたのはご自身もライダーであり、ここを作った門田学氏(以下門田さん)だ。不動産会社を経営しており、このGGバイクガレージの窓口でもある。そんな門田さんがGGバイクガレージを作った訳がある。それは不動産会社だからこそ、肌で知り得た今のライダー事情だった。
「ようするにバイクの保管場所がないんですよ。マンションとかでも自転車の駐輪スペースはあるのに、バイクをおけるほどの幅がない。一戸建てでもクルマは停められるけど、バイクを置くスペースがない。これではお客さんがせっかく新居に引っ越してきたのに、バイクに乗り続けられへんなぁと思ったわけです」
つまり、それは新規のライダーが生まれるどころか、既存のライダーが”バイクを降りる”という現実があることの証だった。
「僕もライダーですから乗れる限り乗り続けたいし、仲間がたくさんいた方が楽しいじゃないですか。なんとかならへんかなぁと思ったわけです」
門田 学さん 54歳
16歳から現在に至るまで様々なバイクに乗り続けてきた門田さん。ライダー人口が減っている現状を嘆き、少しでも役に立てればと一念発起。ライダー視点に立ち、ご自身が使ってみたいと思えるような専用ガレージ”GGバイクガレージ”を昨年オープンさせた。
利用者同士が仲間になる!!
そんな想いから浮かんだアイデアがこの専用バイクガレージだった。万全のセキュリティ体制も門田さんのライダーとしてのその想いを知っていればこその設備だったのだ。
しかも、それだけではない。トイレはもちろん、利用者が自由に使える洗車場も完備。テーブルやいすもあり、ライダー同士が語らい団らんできる場所としても使えるよう配慮されているのだ。
「利用していただく者同士が皆で”とっか行こか”とかバイク同士を見比べて、ここがああだとかこうだとか…そんな場所になってくれたらなぁという想いです。ようするに、ここをライダー同士の新しいコミニュティーの場にしたいんですよね」
新しい発想の元、生み出されたガレージゲート。門田さんが語っていた新居に越した方だけでなく、現在も駐輪場所に困っているライダーも一度検討してみてはいかがだろう。そこには、安心の設備と新しい仲間が待ち構えているはずだ。
ライダー同士の語らいの場になる大型のテーブルといすを装備する。
洗車場所もきっちりと確保されており、空いていれば好きなときに使えるのだ。
GGバイクガレージ
大阪府東大阪市御厨西ノ町2-1-24
敷金・礼金なし 月額9800円から
問い合わせ:株式会社ハウスゲート本店
大阪府枚方市北中振3-45-23
TEL0120-68-6180